インプラントのデメリットとは?治療前に知っておきたい5つの注意点
インプラントは多くのメリットを持つ治療法ですが、すべての人にとって完璧というわけではありません。
治療前には、その長所だけでなく、短所やリスクについても理解しておくことが非常に大切です。
この記事では、インプラント治療を検討するうえで知っておきたい代表的なデメリットと、それに対する対応策について解説します。
–目次—————————————
◆インプラントのデメリット1. 保険が適用されず費用が高額になる
◆インプラントのデメリット2. 外科手術が必要で体への負担がある
◆インプラントのデメリット3. 治療期間が長く、複数回の通院が必要
◆インプラントのデメリット4. 定期的なメンテナンスが不可欠
◆インプラントのデメリット5. 誰でも受けられるわけではない
◆銀座でインプラント治療をお考えなら東京ソフィア再生歯科クリニックへ
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◆インプラントのデメリット1. 保険が適用されず費用が高額になる
最も大きなデメリットの一つは「費用面」です。
インプラントは基本的に保険が適用されない自由診療のため、1本あたり30万円から50万円、場合によってはそれ以上かかることもあります。
ブリッジや入れ歯に比べると明らかに高額なため、複数本の治療を必要とする場合、負担はかなり大きくなります。
ただし、医療費控除を利用すれば所得税の一部が還付される可能性があり、費用面での対策が可能です。
◆インプラントのデメリット2. 外科手術が必要で体への負担がある
インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込む外科的な手術を伴います。
局所麻酔で行われるとはいえ、術後には痛みや腫れが出る場合があります。
高齢者や持病がある方、全身麻酔が必要な難症例では、慎重な判断が必要です。
健康状態によっては、別の治療法を選ぶほうが安全な場合もあります。
◆インプラントのデメリット3. 治療期間が長く、複数回の通院が必要
インプラント治療は即日で完了するものではありません。
骨とインプラントがしっかり結合するまでには数ヶ月を要し、その間に何度も通院する必要があります。
仮歯を使用する期間もあり、見た目や噛み心地に一時的な違和感を覚える方もいるでしょう。
仕事や生活スタイルによっては、長期の治療スケジュールが負担となる場合もあります。
◆インプラントのデメリット4. 定期的なメンテナンスが不可欠
インプラントは「一度入れれば終わり」というわけではありません。
天然歯と同様、あるいはそれ以上に丁寧なケアと定期的なメンテナンスが必要です。
放置していると「インプラント周囲炎」と呼ばれる炎症が発生し、最悪の場合、脱落してしまうこともあります。
定期的な通院と毎日の丁寧な歯磨きが欠かせません。
◆インプラントのデメリット5. 誰でも受けられるわけではない
すべての人がインプラント治療の適応者というわけではありません。
顎の骨量が不足していたり、糖尿病や骨粗鬆症などの持病があったりする場合、治療の成功率が下がるため注意が必要です。
また、成長途中の10代や、高齢で全身の健康状態に不安がある方なども、適応判断には専門的な診察が必要となります。
◆銀座でインプラント治療をお考えなら東京ソフィア再生歯科クリニックへ
インプラントは確かに優れた治療法ですが、費用、期間、手術の負担など、デメリットが存在するのも事実です。
しかし、それぞれに対策や代替策もあります。
大切なのは、リスクを正しく理解したうえで、自分にとって最適な治療を選ぶことです。
インプラント治療のリスクや不安について、当院では率直にお伝えし、患者さまと一緒に最適な治療方法を考えてまいります。
メリットだけでなくデメリットも含めたご相談をご希望の方は、ぜひ一度ご来院ください。
次回は、より具体的なテーマ「インプラントのデメリットと老後のリスク」について掘り下げていきます。高齢期にインプラントを持つことのデメリットを知りたい方は、ぜひご覧ください。